ドライアイ、疲れ目とは
[どんな状態?]
ドライアイとは、さまざまな原因による涙や黒目(角膜:かくまく)・白目(結膜:けつまく)の慢性的な病気であり、眼の不快感や視機能異常を伴います。その結果として、目がショボショボしたり、ゴロゴロしたり、重たい感じがしたり、などの症状があります。
疲れ目は眼精疲労(がんせいひろう)といい、眼を使う作業をした時に眼の疲れが著しく出てしまう症状のことをいいます。目には、痛み、充血、涙、まぶしさ、みえづらさなど、全身的には頭痛、吐き気、肩こりなどの症状がでます。
[考えられる原因]
ドライアイは「涙が減るタイプ」と「涙が蒸発するタイプ」の2つに大きく分けられます。
涙が減る原因として、シェーグレン症候群という全身の病気に伴ったり、それ以外の要因で涙が減少することもあります。
涙が蒸発する原因としては、まばたきの減少・眼の表面への分泌物の低下・コンタクトレンズ装用・薬の副作用・アレルギー・生活職場環境などが考えられています。
眼精疲労は、老化・乱視などによる調節性のものや、斜視などによる筋肉性のもの、ドライアイなどによる症候性のもの、精神的疲労によって生じる神経性のものなどがあります。パソコン作業を適切な明るさや距離で行っていない時にも起こりやすいといわれています。(これはVDT症候群とよばれています。)
[こんなときは病院へ]
上記のような症状があり、少し休んでも時間とともに悪くなるようでしたら、早めに眼科を受診しましょう。
[日常生活での予防法]
ドライアイにしても、疲れ目にしても、いろいろな原因が合わさっていることが多いので、病態の把握が難しいことがあります。個人個人のおかれている状況で、症状の原因が何かを考え、それに対して、目薬による治療を行ったり、目の周りの環境を整えていく必要があります。例えば、最近増加しているパソコン作業にともなうドライアイや疲れ目(VDT症候群)では、まばたきを意識的に増やしたり、保湿・空調・照明などの机の周囲や職場の環境をよくするだけで、改善が認められる場合も少なくありません。
[受診に適した診療科]
眼科
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