胃もたれとは
[どんな病気?]
一時的に胃の働きが弱り、消化が十分に行われず、胃の中に食べものがいつまでも残っていると感じる状態です。胃もたれ自体は、胃の不快な症状であり病気ではありませんが、重大な病気の兆候であることもあります。
[病気の原因]
胃液の分泌、胃の動きが鈍って、消化がされないことで、食べものが食後いつまでも胃の中に残ります。この状態を、「胃がもたれている」「胃が重い」と感じます。
胃もたれを感じる病気には胃潰瘍、胃炎、胃がん、十二指腸潰瘍などがあります。症状が長引く場合には、医療機関を受診しましょう。
[主な症状]
胃の不快感を表す言葉には、「痛い」「もたれる」「焼ける」「張っている」など、さまざまあります。胃の不調の時に使う薬は、胃酸の分泌を抑えるもの、粘膜を保護するもの、胃の動きをよくするものがありますので、的確に症状を伝える必要があります。「もたれる」とは「胃に何か残っている感じがする」、「胃が重く感じる」ことです。混同されやすい「胸やけ」は、文字通り、胃や胃の上部が焼けるように熱く感じることです。「逆流性食道炎」という病気では胃の不快を感じますが、実際には食道が炎症を起こし、「胃もたれ」よりも焼けて熱い感覚を強く持ちます。
[検査や治療について]
内視鏡やバリウム検査などで、胃の異常がないか検査をします。特に病気が認められない場合には、胃酸の分泌を増やして、消化を助ける薬を服用して様子をみます。近年、何かの病気ではないのに、胃の不調を訴える人が増えており、病気による異常がないのに、3ヵ月以上、症状が治まらない場合には「機能性胃腸症(きのうせいいちょうしょう)」という病名がつくようになりました。
消化の良いものを食べていても治らない場合は、早めに医師の診察を受けましょう。
[予防法]
暴飲・暴食を避けることが基本です。症状が辛い場合は消化の良いものを少なめに食べ、アルコールも避けましょう。ストレスや疲労は、胃の働きを鈍くします。休息をとって、ストレスを溜めないように心がけてください。
[受診に適した診療科]
内科、消化器科
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